たいぎい
私は、物心ついた頃 小学生になる前、「たいぎい たいぎい 」を連発していた。それで父親に怒られたのを よく覚えている。
死んで「 無」になりたかった。
玩具で遊んで、その時は楽しく遊んだはずなのに、
後から思い返して、何であんな事して 楽しかったんだろう?
と思う事がよくあった。
大切にしていた物も いつかは絶対壊れる。
綺麗に掃除しても 時間がたつと汚れる。
「やって意味があるのか?」
納得出来る「答え」が見つからなかった。
だから 何かをしろ と言われると
「 たいぎい」が口癖だった。
今 考えると 軽いうつ状態 だと思う。
今は それは一時的な状態だと わかる。
しかも 今は「輪廻」あり の設定で生きているので、
死んでも すぐには「無」になれないと 思っている。
しかも 少し この世のルールが解ってきた
合理的な答えが見つかるようになってきた。
人生 面白くなってきた。
破壊と創造で物事が良くなっていく。
綺麗な水でも流れずに滞ると 濁ってしまう。
しょうがない。